【10】能力を伸ばす幼児教育とは? その4
ここまで、幼児教材自体が能力を伸ばすわけではないことをお話してきましたが、以前、映画監督の宮崎駿さんがこんなことをおっしゃっておられました。
「以前、あるお母さんが、僕の映画のファンだということで、小さい子供さんと毎日『となりのトトロ』を見ていますと言ってきたんだが、そんなバカなことは今すぐやめるべきです。そんなことはやっちゃいけません。だって映画を見るのには所詮、視覚と聴覚しか使っていないんだから。色んな感覚を養って成長していく時期には、もっと五感をフルに使うことをお母さんはさせるべきです」
さすが世界の宮崎駿さんだと思います。全ての感覚を使って映画を創ってらっしゃるからこそ、その辺のことも解っておられるのでしょう。
もちろん、世間の幼児教材や幼児教育を否定する気はサラサラありません。ただそれらは所詮「ツール」であり「媒体」でしかありません。本質ではないのです。
それらを使って子供に何を学ばせるのか。単に記憶力だけなのか。単に英語のフレーズだけなのか。
子供たちは何も言わなくても、本来もっと色んなことを学び取っていく能力を持っているのです。


