【8】能力を伸ばす幼児教育とは?その2
前項で、幼児教育とは、教材の性能や精巧さよりもコミュニケーションが大事だというお話をしました。
「これは良い教材だ」
「これは素晴らしい音楽だ」
「これは夢のある絵だ」
これらは全て大人の価値観です。良い悪いではありません。ただそうだというだけです。必ずしも子供がそう捕らえているかはまた別なのです。もしかしたら、音楽を聞いて、悲壮感の中にも躍動感や、明るさ、また繊細さを感じているかも知れません。
それを大人が「良い音楽だねー♪」と押し付けてしまうと、それまで感じていたことが、全てどこかへ消えてしまう可能性もあります。
つまり、良い幼児教材だとか、良い教育法だとかと言いますが、それらは大人の基準なだけであって、子供は極端な話、その辺のゴミであれ、雑草であれ、それとコミュニケーションし、色んなことを感じ、様々なことを学んで行くのです。
だって、あなたのご両親が幼い頃には、幼児教室や教材なんて、そんなになかったですから……それでもちゃんと育っているのです(笑)。
とするならば、まず重要なのは、それらの機会を大人が奪わないということ。
それが大切です。


